今年も味噌を仕込みました

ちょっと前に味噌を作りました。

実は味噌作りは7〜8年前から続けています。近所のお友達に作り方を教えてもらったのがきっかけでした。

味噌の材料はとてもシンプルです。

  • 大豆 250 g (乾燥)
  • 米麹 250 g
  • 天然塩 125 g

たったこれだけで作ることができます。

作り方も意外と簡単なのですが、一番手間がかかるのは大豆を柔らかく煮ることかもしれません。

味噌作りの流れ

1. 大豆を十分に水に浸す

まず大豆をたっぷりの水に浸します。

私は少なくとも8時間ほど浸しておきます。乾燥した大豆が水を吸って大きく膨らむ様子を見ると、「こんなに大きくなるんだ!」と毎回驚きます。

2. 大豆を柔らかく煮る

柔らかくなるまで大豆を煮ます。

私は圧力鍋を使うので、圧力がかかってから弱火にして25分ほど加熱しています。

指で簡単につぶせるくらい柔らかくなるのが理想です。

3. 米麹と塩を混ぜる

大豆を煮ている間に、米麹と塩をよく混ぜておきます。

4. 大豆をつぶして混ぜる

大豆の水気を切り、まだ温かいうちにつぶします。

フードプロセッサーがあるととても便利です。

つぶした大豆に、あらかじめ混ぜておいた米麹と塩を少しずつ加えながら、全体をよく混ぜ合わせます。

5. 容器を消毒する

保存容器はアルコールで消毒しておきます。

容器の底には薄く塩を振っておきます。

6. 容器に詰める

味噌の材料を丸いボール状にして、空気が入らないように容器へしっかり詰めていきます。

表面を平らにしたら、さらに塩を振り、その上をラップでぴったり覆います。

最後に軽い重しを置いておきます。

7. 発酵を待つ

ふたをして、暗くて涼しく風通しの良い場所で保存します。

室温にもよりますが、半年ほど経つと味噌らしい香りがしてきます。

途中で「天地返し」と呼ばれるかき混ぜ作業をすると、より均一に発酵します。

表面に少しカビが出ることもありますが、異常な色や臭いでなければ、その部分を取り除けば問題なく使えることがほとんどです。

味噌作り
味噌作り

手作り味噌の魅力

おかげさまで、我が家ではほとんど手作り味噌を使っています。

本当はもっとたくさん仕込みたいのですが、圧力鍋が小さいので毎年このくらいの量がちょうど良いかなと思っています。

手作り味噌は余計な添加物も入っていませんし、味もなかなかおいしいですよ。

微生物と共に生きる

最近、日本では「醸す(かもす)」という考え方がちょっとしたブームになっています。

味噌や醤油、ぬか漬けなど、発酵食品は目に見えない微生物たちの働きによって作られています。

腸の健康が脳の健康につながる。

腸の健康が良い気分につながる。

そんな話を耳にする機会も増えました。

私たちのお腹の中には善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌がいて、そのバランスが健康に大きく関わっていると言われています。

味噌を仕込みながら、目には見えない微生物たちと共に暮らしていることを改めて感じました。

少し大げさかもしれませんが、一人ひとりのお腹の中が健康になれば、心にも少し余裕が生まれるかもしれません。

そして、その小さな積み重ねが、いつか世界を少しだけ平和にしてくれるのではないか――そんなことを考えながら、今年の味噌を仕込みました。